加茂 憲紀(かも のりとし)

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京都校呪術師準一級

呪術廻戦 加茂憲紀(かも のりとし)

呪術高専京都校の3年生にして、呪術界の”御三家”である加茂家の嫡流(分家までも全て含めた上での総代表権を有する本家)の血筋。禪院家の血筋である伏黒 恵ふしぐろ めぐみ)と同様に、相伝術式から武器術に至るまでをそつなく熟す秀才。等級は準一級。

性格的にも冷静沈着でリーダーシップが高く、実力的にはエースであっても性格的な問題を残す同校の東堂 葵とうどう あおい)の諫め役として、特に重要な立場を担う。
【注意】
”史上最悪の術師”として語り継がれている”加茂 憲倫”は、名前の発音は同じであるが全くの別人である。「疑惑」の項目も参照願う。

目次

術式・技

赤血操術(せっけつそうじゅつ)

加茂家の相伝(最大の特色として遺伝的に代々引き継がれる)術式。自身の血液を放出して武器化したり、血液を付着させた物品を自在に操る技。当然の事ながら使い過ぎれば貧血によって行動不可能な状況に陥ってしまう為、その対策として医療で使われる「血液パック」に自らの血液を保存して持ち歩いている。

赤鱗躍動 (せきりんやくどう)


体温、脈拍、赤血球量など、体内の血流を操作することで身体能力を飛躍的に向上させる技。

赤縛 (せきばく)


パックに保存しておいた血液を放出し、縄状に編み上げて展開する事により敵を捕縛する技。

苅祓 (かりばらい)


血液を手裏剣のような形状にして投擲する技。これも主に、パックに保存しておいた血液を利用して発動される。

百歛 穿血 (びゃくれん せんけつ)


正確には、両方の掌を合わせた状態で血液を圧縮する”溜め”の工程が「百歛」であり、圧縮が完了した血液を前方に撃ち出す動作が「穿血」となる。射出した際の初速は音速にも達するので、回避が非常に難しい。

性格・体質・等級・生い立ち


・等級は準一級だが、先述したように総合能力では一級である東堂にも引けを取らないので、一級への昇格も時間の問題であると思われる。

・現在は加茂家の嫡男としての立場を確立しているが、元々は当主と居を別にしていた側室の息子であり、正室である女性が相伝術式を受け継いだ男児を産めなかったため、術式を受け継いでいた事が判明した憲紀が嫡男として本家に迎えられた経緯を持つ。

疑惑

・名前の読み方である”のりとし”が、同じく加茂家の”最大の汚点”として語り継がれている”憲倫”と全く同じであるという点について、当主の側室であった母親が家の中(正室サイド)から嫌悪されており、その当てつけ(嫌がらせ)として名付けられたのではないかと噂されている。

・特級呪物”呪胎九相図”(じゅたいくそうず)が受肉した結果として誕生した脹相ちょうそう)も、憲紀と全く同じく相伝術式である赤血操術を行使する事が確認されている。

もちろん、憲紀自身はその事を知りようも無かったが、この事実を以って”史上最悪の術師”である憲倫が間違いなく加茂家に実在していた事を裏付けている。

台詞

声優:日野 聡

【参考】「鬼滅の刃」では煉獄 杏寿郎(れんごく きょうじゅろう)役を演じている。

「呪術師に歳は関係ないよ」
「戻れ 東堂 学長の話の途中だ」
「君と私は同類だ」
「随分と低く見積もられたものだな」

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