五条 悟(ごじょう さとる)や夏油 傑(げとう すぐる)の高専生時代の先輩であり、卒業後は特定の組織に属さずにフリーランスとして活動する一級術師。その美しい肢体には不似合いな戦斧(せんぷ)を武器とし、野鳥の烏(からす)を操る異色の存在。
年の離れた弟である憂憂(ういうい)が任務に同行する事も多いが、何かと世間離れした会話が多く、術師の中でも特にプライベートな素性が謎に包まれている。
目次
術式・技
黒鳥操術(こくちょうそうじゅつ)
文字通りの”カラス”を操り、その視界に映っている映像を自分の視覚と連結、共有する事が出来る。もちろん、戦闘には直接は貢献しない術式であり、高い位置からの索敵に使用されるケースが大半である。これについては、本人いわく、
「だから若い頃は必死に鍛えたよ 術式なしでも戦えるようにね」
との事であるが、当然の事ながら素の身体能力も呪力による肉体強化も、無上限に向上するわけではない。単純な呪力強化のみの近接戦に限界を感じ、再び自らの術式と向き合った結果こそが後述する「神風」(バードストライク)の開花である。
神風(バードストライク)
烏に自死を強制させる事により、本来的に人間より微弱である動物の呪力を一気に「死への恐怖の塊」に引き上げ、対象に体当たりさせる技。これにより、”渋谷事変”の際に偽夏油が放った特級呪霊”疱瘡神”(ほうそうがみ)を一撃で葬り去っている。これについても、本人いわく、
「防ぐことができた人間は 五条 悟を除いて存在しない!!」。
性格・体質・生い立ち
・そもそも、”冥冥”という名前は術師としての「通り名」(ハンドルネーム)であり、本名ではない(弟の憂憂も同じ)。
・自他共に認める「お金大好き人間」であり、姉妹校交流戦に招かれた際に五条や庵 歌姫(いおり うたひめ)たちの前で「私は金の味方だよ」と公言している。
・一説に拠ると預金総額は500億円に上ると言われている。
台詞
声優:三石 琴乃
「金に換えられないモノに価値はないからね」
「幾年振りかな 私の命に指が掛かるのは」
「私のために 死んでくれるかい」
公式人気投票
投票総数 | 得票数 | 順位 | |
第1回 | 163,066票 | 163票 | 第47位 |
第2回 | 97,860票 | 214票 | 第27位 |
第3回 | 96,704票 | 115票 | 第32位 |
初登場
【第5巻】第40話「京都姉妹校交流会~団体戦⑦~」
呪術高専東京校と京都校の団体交流戦において、禪院 真希(ぜんいん まき)と三輪 霞(みわ かすみ)の戦いの様子をカラスの眼を通して観察していた。
この際、真希の戦いぶりに関して「さっさと2級にでも上げてやればいいのに」と、高く評価していた。